2013年02月14日

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

日本国内でダニによって 媒介されるウイルス性感染症SFTS(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)による死者が2013/2/13現在3名確認された。
厚生労働省プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002v5pa.html

臨床検査の現場では原因不明の血小板減少で海外渡航歴のない症例があった場合、この病気を疑う必要がある。

厚生労働省は2013年1月30日に以下の要件を満たす患者について情報提供を求めていた。

38度以上の発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)を呈し、血液検査所見で血小板減少(10万/㎣未満)、白血球減少(4000/㎣未満)及び血清酵素(AST、ALT、LDHのいずれも)の上昇が見られ、集中治療を要する、若しくは要した、又は死亡した者。ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。

最初の死亡症例の血液検査所見では、白血球数(400/mm3)と血小板数(89,000/mm3)が著明に低下していた。また、AST、ALT、LDH、CKの高値が認められた。血液凝固系の異常、フェリチンの著明な上昇も認められた。尿検査で血尿、蛋白尿が認められた。
厚生労働省はこの疾患を四類感染症に指定し、発熱、血小板減少などの症状があり、SFTSが疑われる場合は届け出を医療機関に義務付ける方針

また、マダニの活動が活発になる時期を待ってSFTSウィルスの保有率を調査するとのこと
posted by しまねこ at 05:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 新興・再興感染症
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