1997年04月02日

ウガンダで35年ぶりに オニョンニョン熱が流行

12 March 1997 WHO発
O'nyong-nyong (ONN) fever オニョンニョン熱

ウガンダ、1996年6月:

 ウガンダ南西のラカイ地区の保健担当官は、脚の関節炎、皮膚の発疹、リンパ腺障害を伴う急性発熱性の病気の症例が増加していると通告した。この病気はウガンダ国内の隣接するムバララ地区とマサカ地区に拡大した。死亡例は報告されていない。

 ウイルスはウガンダウイルス研究所(UVRI)で分離され、米国コロラドのCDC(国立疾病制御センター)へ送られ、ここでONNウイルスと確認された。一つの血清サンプルはCDCにウイルスをもたらし、最近の感染を示唆するONNに対するIgM抗体は別の検体から得られた。

 CDC、UVRI、ウガンダ保健省、ケニア医学研究所、マカレレ大学とWHOの合同チームは1997年の1月から2月にかけて疫学的調査を指揮し、南西ウガンダでのオニョンニョン熱の連続的伝播を確認した。

オニョンニョン熱のウガンダでの最後の流行は1959年から1962年に報告された。この流行は国内の北部から始まり、南と西のケニア、タンザニアとザンビアに広がり、推定200万人が感染した。

☆オニョンニョン熱の病原ウイルスは、トガウイルス科アルファウイルス属A群で、風疹ウイルスや西部及び東部馬脳炎の近縁種
参考文献:
「微生物学/臨床微生物学」(講談社サイエンティフィック社)
**Special thanks to K.Mannen,T.Sagawa,T.Inoue**
posted by しまねこ at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 新興・再興感染症
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